国:アメリカ映画
ジャンル: サスペンスアクション
上映時間: 123分
監督:ポール・グリーングラス(Paul Greengrass)
プロデューサー:マット・デイモン(Matt Damon)他
脚本:ポール・グリーングラス(Paul Greengrass)
出演:マット・デイモン(Matt Damon)、トミー・リー・ジョーンズ(Tommy Lee Jones)、アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vicander) 、ヴァンサン・カッセル(Vincent Cassel)他
ストーリー:※ネタバレ
前作でイースト川に飛び込み、消息を絶ったジェイソン・ボーン(マット・デイモン)。それから12年の月日が流れ、ボーンはアイスランドでひっそり暮らしていた。
ひっそりなんですが、ファイトクラブみたいなのに参加して生きてました
ひっそりなんですが、ファイトクラブみたいなのに参加して生きてました
ニッキ―・パーソン(ジュリア・スティルツ)は、アイスランドでプライバシー擁護団体に参加し、CIAのサーバのハッキングに成功していた。
その際、ボーンの生い立ち、過去についての書類を見つけてしまった彼女は、ボーンに真実を伝えるため、ボーンのいるギリシャへと向かう。
一方、ハックされたCIA側のロバート・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)とヘザー・リー(アリシア・ヴィキャンデル)はこの件を重大事件とし、ギリシャへと人員を派遣。
ギリシャで抗議運動が行われている最中、ボーンとニッキーは再開したが、ニッキ―はアセットによって暗殺される。
殺害される直前、ニッキ―が見つけた資料が入っているロッカーの鍵を受け取ったボーンは、過去に起こった自分の真実を探るため、ベルリンへと向かう。
ベルリンで、USBに書類が入っているのを見つけたボーンは、自身の父親、リチャ―ド・ウェブ(グレッグ・ヘンリー)が、CIA職員でトレッド・ストーン計画(ボーンは、この計画で暗殺者として育成された)作った本人だったという事が判明する。
ボーンの位置情報を得たCIAは、暗殺のため人を送るが、ボーンをCIAへ呼び戻したいヘザーは、遠隔でボーンをサポートし、ボーンはCIAから逃れる。
さらなる真実を知りたいボーンはロンドンへ飛び、トレッド・ストーンのエージェントであったマルコム・スミス(ビル・キャンプ)に会いに行く。
スミスは、リチャードがトレッド・ストーンの創始者だった事を認め、その後リチャードが何者かによって殺害された理由は、ボーンをトレッド・ストーン計画に加わらないようにしたためだという。
また、ボーンがトレッド・ストーンへ参加した理由は、リチャードを殺害したのはテロリストによってだと教え込まれていたからなのだが、実際はデューイの指令の下、アセットによって殺害されていたのだという事が判明した。
ポールとボーン。ボーン、ポールに迫ってます。
真相がわかった今、デューイとの決着をつけるため、デューイが参加するテクノロジーコンベンションが開催されるラス・ベガスへ行く決意をするボーン。その際、デューイのやり方に不満を持っていたヘザーにサポートされ、無事ラス・ベガスへと乗り込む。
コンベンションでは、ソーシャル・メディアを展開するディープ・ドリームのCEOであるアーロン・カロール(リズ・アーメッド)と個人のプライバシーに関してディベートを行う予定でいた。
プライバシー擁護の第一人者であるアーロンだったが、実はディープ・ドリームはデューイの出資を受けている会社。トレッド・ストーン計画の生まれ変わりともいえる新たなプロジェクト、"アイアン・ハンド"に、ディープ・ドリームを利用しようと考えていたデューイだったが、CIAに利用されることを嫌がったアーロンは、デューイの依頼を断る。
依頼を断られたデューイは、アセットにアーロンと、ボーンを密かに助けているヘザーも暗殺するよう指示する。
コンベンションの会場でアセットにより発砲を受けたアーロンは、負傷したのみで、一命をとりとめる。発砲により会場が混乱しているすきに、ボーンはデューイと対面し、ヘザーによってデューイは殺害される。
その後、ボーンはアセットを車で追いかけ、カーチェイスの後、最終的にアセットを殺害する。
後日、ヘザーは上司に、ボーンを殺害しようとしていたデューイの考えがいかによくなかったかについて話し、ボーンをCIAへ呼び戻した方がいいと言い、自分はボーンから信頼されているので問題ない、と説得する。仮にボーンがその依頼を断った場合にはどうするのかという問いに対して、その際は殺害すると言い、ボーンと落ち合う。
CIAへ戻ってくるようボーンを説得したヘザーだが、「検討する」という返事の後、姿を消したボーン。ヘザーが落胆しながら自分の車へ戻ると、レコーダが置いてあった。再生すると、先ほどのヘザーと上司の会話が録音されており、ボーンからの信頼を完全に失った事が分かったヘザーだった。
レビュー:アクションはかっこよかった。マット・デイモンも老けたけどかっこよかった。ただ話自体は、今のトレンドを頑張って詰め込んでる感が…
アクションは、安定してかっこよかったです。後半、アセットが無駄にその辺の車を、自分の車でバンバン壊しまくってるのとか、あーアメリカ映画だー!という感じでした。あと、画面がぶれすぎて途中何がどうなってるのかよくわからないくらいリアルな感じでした。やっぱアクションは大スクリーンで観たほうがいいですね!
マット・デイモンは、予告を観たとき「ああ、老けている!(悲)」だったのですが、本編では、老けているなんて全く感じさせない、かっこいいボーンでした。皺とかが疲れている感じで味が出てて良かったです。
ヴァンサン・カッセルて、なんか怖いっす…あの目が離れてる感じ…?殺し屋、お似合いでした。
アリシア・ヴィキャンデル、キレイでした。一度も笑いませんでした。ちょっとジェニファー・ローレンス似で、ハスキーボイスがセクシーでした。
今のトレンドっぽかったところ
ハッキング団体…ウィキリークス的な…?
ギリシャの抗議運動...ヨーロッパで色々起きてるデモ的な…?
ギリシャの抗議運動...ヨーロッパで色々起きてるデモ的な…?
テロリスト…今はやりの無差別テロ的な…?
ディープ・ドリーム…facebook? Twitter?まあ、その辺…
あと、やたらとハイテク?だったCIAの位置情報発見システム。ネットにつながってないのに、なぜベルリンの情報がアメリカまで届いてしまうんだろう…USBに何か入ってた…?どうやって接続しているの?衛星?こんなのって可能なんでしょうかと、鑑賞後に友人と話をしてしまいました。携帯とPCの位置までわかっちゃうって、一体w
こう、今時のサスペンスにしたかったのだろうなあという意図が汲み取れます。
まあ、映画館で家族と恋人観に行くにはぴったりかな(ターザン:REBORN)と同じコメントですません…)。
日本では10月1日に公開です(^^)/
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コメント一覧
ほんの一部ですが、年表を作成しました。
2001年、欧州議会の「エシュロン通信傍受システムに関する特別委員会」は
「世界的な私的、または商業通信の傍受システムの存在(エシュロン傍受システム)」
という最終報告書を発表しました。
2002年、「ボーン・アイデンティティー」
2003年、ロシアの石油会社ユコス社ホドルコフスキー・ユコス社長が逮捕されました。
2004年、「ボーン・スプレマシー」
2005年、ロンドン警察が地下鉄の駅構内でブラジル人男性を誤って射殺しました。
2007年、「ボーン・アルティメイタム」
2013年、エドワード・スノーデンが米国政府による個人情報収集活動(プリズム)を告発しました。
2016年、「ジェイソン・ボーン」
他にも、アテネオリンピック、ギリシャ危機、ギリシャのデモを理解していると楽しめます。